2010/09/05
10:21:45
インドの世界遺産
カジュラーホの建造物群
登録名
Khajuraho Group of Monuments
インド北半に覇を唱えた
チャンデーラ王家が9~14世紀の
間に85の寺院を建立し現存する
22の寺院でそれらのヒンドゥー寺院の
外壁はエロティックな天女像や
ミトゥナ像の彫刻で埋められています。
カジュラーホを特徴づけるこれらの
像は自己と絶対者の完全な同一性を
唱えるタントリズムの影響であると
いわれています。
この地では古来から女性の性力が
神聖視されていて寺院を飾るには
なくてはならないものでした。
インド各地で大きく北方様式と
南方様式に分かれていて
カジュラーホは北方様式を
代表するものです。
カジュラーホの寺院群は
西群、東群、南群に分けれら
メインとなるのは今も礼拝されている
マタンゲシュワラ寺院などがある
西群で、東群にはジャイナ教寺院の
数が多い。南群には2つの
ヒンドゥー教寺院があります。
カジュラーホの建造物群
登録名
Khajuraho Group of Monuments
インド北半に覇を唱えた
チャンデーラ王家が9~14世紀の
間に85の寺院を建立し現存する
22の寺院でそれらのヒンドゥー寺院の
外壁はエロティックな天女像や
ミトゥナ像の彫刻で埋められています。
カジュラーホを特徴づけるこれらの
像は自己と絶対者の完全な同一性を
唱えるタントリズムの影響であると
いわれています。
この地では古来から女性の性力が
神聖視されていて寺院を飾るには
なくてはならないものでした。
インド各地で大きく北方様式と
南方様式に分かれていて
カジュラーホは北方様式を
代表するものです。
カジュラーホの寺院群は
西群、東群、南群に分けれら
メインとなるのは今も礼拝されている
マタンゲシュワラ寺院などがある
西群で、東群にはジャイナ教寺院の
数が多い。南群には2つの
ヒンドゥー教寺院があります。
2010/09/05
10:23:22
インドの世界遺産
サーンチーの仏教建造物
登録名
Buddhist Monuments at Sanchi
仏陀の死後にその遺骨は
8つのストゥーパに分骨され
アショカ王はそれをさらに分け
8万以上のストゥーパを建てました。
ほとんどのストゥーパは消滅
しましたがサーンチーの遺跡には
3基のストゥーパがほぼ完全な形で
残っています。
ひときわ目立つ第一塔の
大ストゥーパの塔門には
仏陀を身篭ったマーヤーの
姿などをモチーフにした見事な
浮き彫りが施されています。
ストゥーパは土製から
アショカ王の頃にレンガ製になり
紀元前2世紀頃には石材も
使われました。
インド各地に残るアショカ王の
石柱は聖地への道しるべとなり
石柱の上にのるライオン像は
現在インドの国章となっています。
サーンチーの仏教建造物
登録名
Buddhist Monuments at Sanchi
仏陀の死後にその遺骨は
8つのストゥーパに分骨され
アショカ王はそれをさらに分け
8万以上のストゥーパを建てました。
ほとんどのストゥーパは消滅
しましたがサーンチーの遺跡には
3基のストゥーパがほぼ完全な形で
残っています。
ひときわ目立つ第一塔の
大ストゥーパの塔門には
仏陀を身篭ったマーヤーの
姿などをモチーフにした見事な
浮き彫りが施されています。
ストゥーパは土製から
アショカ王の頃にレンガ製になり
紀元前2世紀頃には石材も
使われました。
インド各地に残るアショカ王の
石柱は聖地への道しるべとなり
石柱の上にのるライオン像は
現在インドの国章となっています。
2010/09/05
10:25:01
インドの世界遺産
アジャンタ石窟群
登録名
Ajanta Cave
インド最古の仏教石窟寺院は
ワゴーラ川沿いの断崖を掘って
造られました。
イギリス軍人がトラ狩りの最中に
偶然発見したアジャンタ石窟群は
規模、美術的に価値のある
仏教美術の宝庫です。
アジャンタには大小30の
石窟寺院が存在し2つの時代に
わけて開削されました。
紀元前1世紀~紀元2世紀頃の
前期窟は装飾も少なく簡素ですが
5~7世紀の後期窟は美しい壁画があり
豪華な造りになっています。
壁画には仏教説話や菩薩像などが
描かれていて特に第一窟の
蓮華手菩薩は古代インド絵画の
最高傑作といわれています。
アジャンタ石窟群
登録名
Ajanta Cave
インド最古の仏教石窟寺院は
ワゴーラ川沿いの断崖を掘って
造られました。
イギリス軍人がトラ狩りの最中に
偶然発見したアジャンタ石窟群は
規模、美術的に価値のある
仏教美術の宝庫です。
アジャンタには大小30の
石窟寺院が存在し2つの時代に
わけて開削されました。
紀元前1世紀~紀元2世紀頃の
前期窟は装飾も少なく簡素ですが
5~7世紀の後期窟は美しい壁画があり
豪華な造りになっています。
壁画には仏教説話や菩薩像などが
描かれていて特に第一窟の
蓮華手菩薩は古代インド絵画の
最高傑作といわれています。
2010/09/05
10:26:54
インドの世界遺産
エローラ石窟群
登録名
Ellora Caves
エローラ石窟寺院は南北2kmに
わたり石窟寺院がほぼ年代順に
並んでいます。
南端の第1~12窟が仏教寺院で
中央の第13~29窟はヒンドゥー教寺院
北端の第30~34窟がジャイナ教寺院
です。
石窟群のほぼ中央部位置する第16窟の
カイラーサナータ寺院は岩山から寺院を
丸ごと掘り出したもので756年に
着工して完成までに1世紀の歳月を
要しました。
エローラ石窟群
登録名
Ellora Caves
エローラ石窟寺院は南北2kmに
わたり石窟寺院がほぼ年代順に
並んでいます。
南端の第1~12窟が仏教寺院で
中央の第13~29窟はヒンドゥー教寺院
北端の第30~34窟がジャイナ教寺院
です。
石窟群のほぼ中央部位置する第16窟の
カイラーサナータ寺院は岩山から寺院を
丸ごと掘り出したもので756年に
着工して完成までに1世紀の歳月を
要しました。
2010/09/05
10:28:22
インドの世界遺産
エレファンタ石窟群
登録名
Elephanta Caves
ムンバイ港の北北東にある
エレファンタ島は16世紀に
ポルトガル人が海岸で象の
彫刻を発見した事から命名されました。
7世紀につくられた5つの
ヒンドゥー教石窟寺院があり
シヴァ神を祀る第一窟では
東・西・北の三方に入口があり
どこから入っても三面シヴァ神像が
迎えられます。
7世紀につくられた胸像ながら
巨像で圧倒的な迫力であり
シヴァ神関係の浮き彫りが
8面あります。
方形祀堂の入口には一対の
巨大な守門神が彫られています。
1814年に海岸で発見された
象の彫刻は破壊されましたが
イギリス人によって復元され
ムンバイのアルバート博物館に
あります。
エレファンタ石窟群
登録名
Elephanta Caves
ムンバイ港の北北東にある
エレファンタ島は16世紀に
ポルトガル人が海岸で象の
彫刻を発見した事から命名されました。
7世紀につくられた5つの
ヒンドゥー教石窟寺院があり
シヴァ神を祀る第一窟では
東・西・北の三方に入口があり
どこから入っても三面シヴァ神像が
迎えられます。
7世紀につくられた胸像ながら
巨像で圧倒的な迫力であり
シヴァ神関係の浮き彫りが
8面あります。
方形祀堂の入口には一対の
巨大な守門神が彫られています。
1814年に海岸で発見された
象の彫刻は破壊されましたが
イギリス人によって復元され
ムンバイのアルバート博物館に
あります。