ガーナの世界遺産
ガーナのギニア湾沿いの要塞群


登録名
Forts ans Castles,Volta Greater Accra,
Central and Western Regions


ガーナは独立以前は金の産地で
あったことから黄金海岸と
呼ばれていました。


ギニア湾岸沿いには金をはじめ
象牙や香辛料、アラビアゴムや
ヤシ油などをヨーロッパに
運ぶための交易を兼ねた要塞が
１４８２年以降６０近く建設
されました。


金の産出量が落ちてくると
次第に奴隷貿易の場と
なっていきました。


現存する中で代表的なものは
エルミナとケープ・コーストの
要塞で最古のエルミナの
セント・ジョージ要塞は
この地に最初に渡ってきた
ポルトガル人によって建てられ
当時はソ・ジャオ・デ・ミナと
呼ばれていました。


現在は灯台やゲストハウスとして
利用されているものもありますが
ほとんどの要塞が見学できます。


ケープ・コーストの要塞は
博物館になっており奴隷貿易や
黒人解放に関する展示が充実していて
奴隷たちが収容されていた牢獄は
今もそのまま保存されています。


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ガーナの世界遺産
アシャンティ族の伝統的建造物群


登録名
Ashanti Traditional Buildings


ガーナの誇り高き部族アシャンティ族
おもにカカオや木材の生産に
従事し森林地帯のなかで
いくつかの弱小国家に
分散していました。


１７世紀末にオセイ・トゥトゥが
クマシ国王に即位して王や祖先霊を
象徴する黄金の床几をシンボルとし
弱小国家群を統合し連合王国を
つくりました。


１９世紀には金と奴隷を送り
銃をえる交易を独占し勢力範囲を
コートジボアールからトーゴに
至るまで拡大して繁栄しました。


アシャンティ族は今もガーナで
第二の都市クマシを中心に
１２の居住していてケンテと
呼ばれるカラフルな織物や
アシャンティドールに代表される
木彫刻などの華麗な祭りで
知られています。



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